本日のNTT東日本オンラインセミナーの講師は
セゾン情報システムズ HULFT事業部 マーケティング部 マーケティング企画チーム 亀井美佳さん。
MCは蝦名彩香さんでした。
セミナータイトルは午前・午後とも
- 成功事例に学ぶ、業務をIoT&RPAでつなぐ基幹システム基盤
でお届けしました。
セゾン情報システムズが提供するファイル連携、データ連携ツール「HULFT(ハルフト)」。概要は以下の通り。
企業の情報システム内に混在するメインフレームやUNIX、Linux、Windowsのほか、AWSやAzureなどのクラウド上のシステムで生成されるログデータやCSVファイルなどのあらゆるデータを、ファイル単位で安全、確実に転送します。
国内シェア第1位で、金融機関や製造業などさまざまな業種で導入されており、重要なデータを確実に転送する技術をもったツールだそうです。私は業界が異なるので知らなかったのですが、国産でこのようなすごいツールがあったのですね。
今回は、どちらかというとIoTで機械や家畜などから何かしらのデータを取得して見える化を目指す人向けの内容です。そしてこのHULFTが、IoTとどう関わるのかお話していただきました。
IoTの課題は大きく2つだそうで、
- セキュリティ=安全性と堅牢性
- 仕組みづくり=接続性と開発効率
当たり前ですがモノがインターネットとつながることで、周辺のセキュリティ対策を行う必要がでてきますね。
そしてインターネットとつなぐだけでなく、どのようなセンサーを使うか、取得したデータはどこで管理するのか、AIは何を使うか、どのデバイスで見える化するか・・・など、IoTといってもその目的に応じて、仕組みづくりが大変です。
また、せっかく取得したデータもエラーが発生することもあるのでデータ加工やクレンジング作業も発生します。
これらを、HULFTをIoTに対応したサービス「HULFT IoT」と「DateSpider」で解決できるそうです。
例えば、ある工場で使う機械にセンサーを取り付け、稼働率などのデータを見える化したい場合。
センサーからのログデータを「HULFT IoT」で転送、そのデータを「DateSpider」で最適化し、見える化するためのデバイスにつなぐ。といったことが簡単にできるそうです。
特長としては、機械が多くなるとログデータも膨大になるので、「HULFT IoT」がそのデータを圧縮し、「DateSpider」はプログラムの専門家でなくても操作できるので、現場で操作を行うことが可能になると。
利用できるデバイスやセンサーなどは、実際に体験できるLabがあるそうなので、IoT化を目指したい人は、いろいろ相談に乗ってくれるそうなのでぜひ相談してみてください。
また、RPAツールについては、手書き資料の自動入力について説明いただきました。例えばアンケートなどデータ化する際、人力だと多くの時間がかかりますよね?
画像認識のAIを使ったRPAツールを使えば、入力はロボットに、人はチェックのみの作業で済み、とても効率的に作業ができるそうです。こちらもとても面白いツールでしたのでぜひご相談ください。
私が配信担当するNTT東日本オンラインセミナーは以下より申し込めます。
以上、オダギリでした。