本日のNTT東日本オンラインセミナーの講師は、エキスパート・プロモーション代表の芝原健次さん、
MCは吉田弘美さんでした。
セミナータイトルは、
- 【午前】「改正個人情報保護法」に対して結局、中小企業は何をすればよいか?
- 【午後】外出先でのスマホ充電サービス。そこには情報漏洩の脅威が潜んでます。
午前のセミナーについて
平成29年5月30日からすべての事業者に個人情報保護法が適用されました。
さて個人情報保護法とは、何でしょうか?
個人情報を保護することと認識していたら、間違いです。
芝原さんによると、個人情報保護法という名称が間違いやすくなっているとのこと。本来は個人の権利利益を保護することが目的とのこと。
ちなみに、はじめ芝原さんから受講者に「個人情報の取扱いに自信があるか、ないか」と質問を行いましたが、ほとんどの人が自信がないと答えました。やはり多くの人がしっかりと理解ができていないのかもしれませんね。
国を見て行うのではなく、企業として社会的信用を維持し信頼を保つために行うと考えれば分かりやすくなるそうです。これは自分も「なるほど」と感じました。
まずは何から行うかですが、社内で自他ともに認める個人情報に関する責任者を決めることだそうです。それには、個人情報保護のことをよく理解している取締役が最適とも。
今回のセミナーは非常にわかりやすい内容となっていたので気になった人は、ぜひ再講義のリクエストをNTT東日本にご連絡ください。
個人情報保護法についておすすめの本もご紹介いただきました。
- 作者: 柴原健次,坂東利国,克元亮,福田啓二,井海宏通,山口伝,鈴木伸一郎,中村博
- 出版社/メーカー: 日本能率協会マネジメントセンター
- 発売日: 2017/09/28
- メディア: 単行本
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午後のセミナーについて
スマホの普及により、スマホ充電サービスが拡大。携帯ショップ、空港、ホテル、タクシー、レンタカーなど。芝原さんによると、すべての充電サービスで情報漏えいの危険性があるとのこと。
充電ケーブルは充電だけでなくデータも送ることができるので連絡先、メール、画像のほか、不正アプリなどを入れられ、やり取りしている情報が漏えいする可能性が。
そして携帯ショップなら安心!というわけではなく。銀行ATMのカード挿入口にスキミング機械を仕掛けカード情報を抜き取った例があるように、充電器にデータを抜き取るチップを仕掛け利用者のデータを抜くという方法があるとのこと。
結論、外の充電サービスは使わない。モバイルバッテリーや充電コードを持ち歩くのが大切なんですね。
私が担当するNTT東日本オンラインセミナーは以下より申し込めます。
以上、オダギリでした。