本日のNTT東日本オンラインセミナーの講師は、
NTT東日本 ビジネスイノベーション本部 プロダクトサービス部 プロダクト技術支援グループ クラウドサポート担当 尾形哲平さん。
MCは吉田弘美さんでした。
セミナータイトルは
公共分野における新たな市場。LGWAN上でのアプリケーション提供とは?
でお届けしました。
今回のセミナーはLGWAN-ASPがテーマで、自治体向けにサービスを提供している事業者向けの内容でした。
LGWANは総合行政ネットワークのことで、地方公共団体を相互に接続する行政専用の閉域網ネットワーク。来年には第4次LGWANの運用が始まるとのこと。
そしてLGWAN-ASPは、LGWANを経由して自治体にASPサービスの提供を行うことで、現在このサービスが増加しているそうです。
この理由としては
- 2015年5月、年金機構個人情報流出したことで、自治体情報システムの強靭化が決定したこと。
- 全自治体が情報システムに対する運用費を3割カットを目指して、クラウド導入 が加速したこと。
と尾形さん。
今まで情報系端末は、LGWANとインターネットにつながる状態で利用していた自治体が多かったそうです。自治体情報システム強靭化によりLGWANにつながる端末はインターネットから隔離するようになったとのこと。
これにより、インターネットで利用していたASPサービスが利用できなくなり、LGWAN-ASPのニーズが高まった。
ASPサービスの提供事業としてのネックは、LGWAN-ASPを提供できる環境を用意すること。入札の調達仕様書にも明記されていることもあり、同環境を用意できていない場合は入札に参加できないそうです。また、自社で同環境を用意するには条件が厳しいそうでスモールスタートには向いていないとも。
そこでNTT東日本では、LGWAN-ASPに対応したホスティングサービスを提供。このサービスを利用すれば、必要環境がすぐ用意できるとのこと。
ASP提供事業者は、面倒なホスティングの運用を考える必要なく、本来のサービス開発に集中できますね。問い合わせはNTT東日本まで。
私が担当するNTT東日本オンラインセミナーは以下より申し込めます。
以上、オダギリでした。