本日のNTT東日本オンラインセミナーの講師は、
NTTビジネスアソシエ HRソリューション事業部 ビジネス推進担当課長 野村秀輝さん。
MCは八木侑紀さんでした。
セミナータイトルは、
- 健康マネジメントで企業も社員もステップアップ
でお届けしました。
「健康経営」というキーワードは聞いたことがありますか?経営が健全という意味ではなく、
社員の健康増進・維持を経営的な視点で捉え戦略的に実施することで、生産性向上と業績向上を目指す経営手法のことです。
実際に効果が出るため今、多くの企業が取り入れ始めているそうです。
今回は野村さんにこの「健康経営」についてと、「健康経営」をサポートするNTTビジネスアソシエのクラウド型健康管理システム「Health Data Bank(ヘルスデータバンク)」を紹介して頂きました。
まず、社員が「体調が悪い状態」「肩こり、腰痛、花粉症など健康問題として認識されにくい状態」そのような他人からは判断しづらい状態で出社しパフォーマンスが低下していることを「プレゼンティズム」というそうです。
そして欠勤・病休・長期休暇で損失が出ている状況を「アブセンティズム」というそうです。
「プレゼンティズム」では、一般的に30~50%生産率が低下するそうで、経営者は「アブセンティズム」の状況にならないよう、「プレゼンティズム」を把握し改善施策を行う必要があります。
では早速「健康経営」をはじめよう!と思っても、いったい何から始めてどこを目標にしたらいいのか分かりませんよね。
経済産業省では、2020年までに「健康経営優良法人認定」の認定企業500法人を目指す。「健康宣言」を中小企業含め1万社目指す。としているのでこちらを目標に考えるといいそうです。
しかし、健康経営優良法人認定になることと、維持していくためには健康管理スタッフに大きな負担が生じてしまうと野村さん。
大きな負担となっている一つに、各社員の健康診断結果をデータ化する際、医療機関によって仕様が異なることから入力作業のほか、結果を揃える標準化の作業があるそうです。
そこで「Health Data Bank」では、その入力作業と仕様の違の標準化作業を代行してくれるサービスを持っています。
入力したデータベースはNTTデータのデータセンターで管理し、経年分析で見える化を行ってくれます。
そのほか、昨年から義務化されたストレスチェック機能、労基署への報告書作成機能、産業医への相談、面談予約機能なども。
経営者はこれらの機能を活用して「健康経営優良法人認定」を目指し、「プレゼンティズム」の改善施策を考えていけばいいということです。
長年NTTグループでも活用されてきたサービスなので、気になった方はぜひ問い合わせてみてください。
私が配信担当するNTT東日本オンラインセミナーは以下より申し込めます。
以上、オダギリでした。